椿建築所BLOG

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2014年 12月 30日

そして、足場撤去しました。

これまで外部工事についてご紹介してきました。詳細につきましてはまだまだご説明が足りないのですが日頃から重要なポイントであると感じている部分を掲載してきました。そしていよいよカラマツハウスの足場を撤去することができました。

東(接道部)より撮影
写真の通り建物は道路から奥まっている為、「気にしていないと通り過ぎてしまう」と運送会社のドライバーによく言われます。良かったような悪かったような・・・複雑なところです。
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中庭東より撮影
中庭に面するゲストルームの壁面には細長い窓を開けました。中庭の植栽が見えるように。
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中庭南より撮影
住宅棟の南面を写しています。シートで覆われている部分は木製建具をはめることになっております。えんじ色の外壁部分が玄関というか風除室にあたります。
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中庭北より撮影
倉庫棟の北面を写しています。中庭に面する側なので開口部を大きく開けました。
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敷地南西より撮影
左手が住宅棟ゲストルームとそのロフト。右手が倉庫棟の西面。写真子供達がいる場所に木を植える予定です。
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敷地西より撮影
倉庫棟の西面。このような形になったのは南側の家の日陰になるからです。
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敷地北西より撮影
左手がリビング、右手が浴室の開口部です。やはり植栽を予定してます。
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敷地西より撮影
唐松板の外壁にプラネットカラーを2回塗っています。道路から見ると板に塗装をしたようには見えないようですが近くでは板の木目が確認できますよ。
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来年から内部造作を進めていき3月下旬完成予定ですのでその際は完成見学会を開催いたします。是非実物をご覧いただければと思います。
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by TUBAKISATO | 2014-12-30 20:50 | 新築
2014年 12月 30日

外壁貫通部の防水処理

以前、屋根下地の防水シートについて取り上げましたが今回は外壁貫通部の防水処理です。貫通部とは主に開口部と換気口やエアコンなどの配管部のことを言っておりますがそれら貫通部周辺より浸水しないよう防水テープを貼ります。
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外壁部分防水の考え方は最終防水ラインである「透湿防水シート(写真白いシートのこと)」より室内側に浸水しないようにすることです。仕上げ材が板でもサイディングでも塗り壁でも最終防水ラインの考え方は変わりません。
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by TUBAKISATO | 2014-12-30 08:26 | 新築
2014年 12月 29日

屋根板金仕上げについて

カラマツハウスでは板金屋根の葺き方を2種類使用してます。

まず母屋等5寸勾配の屋根は横一文字葺きにて仕上げてあります。一文字葺きとは横方向にハゼ(重ね部)があり水下からハゼにかませつつ葺き上げていく工法です。3寸勾配以下ですとそのハゼ部より浸水する恐れがあります。ちなみに本屋根は5寸勾配です。
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唐草の形状はいろいろあるようですが弊社は先端部が丸みを帯びているものを使用しています。
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次に下屋部分です。下屋は0.5寸勾配と緩い勾配ですのでタテハゼ葺きにて仕上げてあります。
水上から水下に向かって縦方向にハゼがありハゼが起きているのが特徴で防水材と共にハゼを掴んで浸水しないようにします。
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尚緩勾配の屋根では雨水や雪解け水が軒先部唐草を伝わって樋に水が入らなかったり鼻隠しに水が回ったりするなどの弊害が見られるので今回は軒先部を60度曲げ水が切れやすいようにしました。
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こちらは雪が積もった際の様子です。軒先部の雪や雪解け水が切れていることが確認できます。
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ちなみに市内には軒先部を急勾配にしている家がチラホラ見受けられます。(一茶記念館等)
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by TUBAKISATO | 2014-12-29 13:38 | 新築
2014年 12月 28日

屋根に通気層を設ける(補足)&暖炉煙突設置完了。

屋根の通気層について前回触れましたが、屋根通気層の出口部分の写真が撮れましたので補足します。

屋根最頂部を切り欠き空気の出口を設けます。また防虫通気材を取り付けます。
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空気の出口を確保しつつ浸水しないよう板金を加工し棟部をフタします。
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これにて屋根通気工程は完了です。屋根通気を確保するために労力とコストはかかりますが住宅の基本性能に関わる部分ですので必須と考えております。

ついでに暖炉煙突設置状況です。暖炉煙突は真っ直ぐ上げる為屋根軒先部を切り欠きました。
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暖炉室内側工事はこれからですのでまたご紹介させていただきます。
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by TUBAKISATO | 2014-12-28 11:02 | 新築
2014年 12月 20日

外壁と屋根に通気層を設ける

 ここ2、3日は現場の雪片付けに追われておりましたが、屋根の雪片付けをしていると周りの建物の軒先につららが見られないことに気がつきます。
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理由はいくつかあると思いますが特に住宅の断熱性能、施工精度の向上が挙げられます。カラマツハウスでも「低炭素住宅認定基準」4地域の外皮平均熱貫流率をクリア(0.59w/㎡k)しておりますが、断熱性能と共に重要視しているのが外壁と屋根の通気層の確保です。特に熱的影響を直接受ける屋根部の通気層確保は住宅には必須ではないかと考えておりますのでそのあたりをご説明させていただきます。

こちらが屋根板金工事前の様子で通気垂木の間が通気層です。通気層ですから空気の入り口と出口が必要です。
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まずは空気入り口施工状況。鳥やコウモリが入らないようSUSパンチングメタルφ5ミリを取り付けます。屋根ごとに取り付ける位置や大きさを検討します。
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次に出口です。暖められた空気は軽くなり上昇しますので屋根の最頂部(棟部)で空気を抜きます。
やはり出口側にも防虫通気材などで鳥や虫などが入り込まないようにします。
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以上が屋根通気工法の概要です。また空気の通り道を作るということは水の通り道にもなり兼ねませんので雨水などの侵入についての対策を講じながら通気層を確保するのがポイントです。
これにて仕上げの板金工事に移っていきます。
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by TUBAKISATO | 2014-12-20 07:54 | 新築
2014年 12月 16日

外壁唐松板の塗装

カラマツハウスはその名の通り唐松をたくさん使っておりますが外壁にも使います。今回は4000×105×15の板を500枚使用しますが材木は伸び縮みしますから隠れてしまう実の部分まで塗装する為にあらかじめ工場で1回塗装をしてから現場に搬入します。こうしておけば透いた時に無塗装部分が露出しなくてすみますから。そして大工さんが現場で張り上げた後2回目を塗装します。
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現場へ搬入した状態。同じ唐松で同じ色を塗っても板により仕上がりが異なります。
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大工さんが唐松板を加工しながら1枚づつ張り上げます。なにせ500枚ですから気が遠くなります。
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張り終えた所から2回目の塗装をします。比べて見ると違いがわかります。
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こちらが2回目を塗装した状態。これでようやく完成です。ちなみに今回の外壁塗装は私自ら行っております。もちろん塗装屋さんにポイントを教えてもらいましたが我ながらなかなかの出来栄えではありませんか、ハイ。
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余談ですが塗装のハケは正直何でも同じと思ってましたのでこれまではホームセンターで100円のハケ等を使っていましたが今回塗装屋さんに色々教えてもらいタメになりました。塗装のハケは塗料を多く含める毛量の多い厚いハケを使うのが良いとのことでした。しかし塗料を滴るぐらい多く含ませたハケで塗ると垂れて汚しますのでちゃんとオケの縁で塗料をきって塗ることが基本だそうです。けれども良いハケ(毛量の多いハケ)は縁できっても適量含んでいるからハケがのびるのです。これは実際悪いハケと良いハケ両方で塗るとよくわかります。良いハケを使うと伸びますので塗料ムラが減りますし何よりオケで塗料を補充する回数が減りますから手間が省けます。それにしてもハケが板の上をググッと伸びる感じはちょっと感動しました。ちなみにハケの幅は30ミリと70ミリを買いました。それと弊社では塗料はプラネットカラーを使用しています。顔料が他メーカーに比べ多いのが特徴です。顔料で耐候性を上げているので少しでも外木部の塗装が持てば良いと考えて塗料を選択しています。自分で塗ることの楽しさもこれから住まい手の方に伝えていきたいと思います。
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by TUBAKISATO | 2014-12-16 22:17 | 新築
2014年 12月 13日

屋根の防水シートについて

12月も中旬に迫り雪が散らつく日も増えてきましたが「カラマツハウス」は外部の大工仕事が多い為未だ寒い中頑張ってもらっています。本投稿からはその外部仕事につきまして掘り下げていきたいと思います。まずは少し前の行程になりますが「カラマツハウス」で使用している屋根用防水シート3種類の意味につきまして簡単にご説明致します。

まず1種類目は「そよ風」システムの集熱パネルが乗る「住宅棟」母屋の屋根の防水シート。前回の投稿でご説明した通り、通気垂木の間が空気の通り道ですので空気の接する防水シートは一般的に使われるアスファルト系防水シートではなくデュポン社の「ルーフライナー」(白色)を使用します。アスファルトの成分が室内に取り込まれては困りますから。
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続きまして2種類目。こちらは一般的によく使われるアスファルトルーフィング22kg品(緑色)。雨水を樋に導く為に無理のない勾配を確保できる屋根の防水シートとして使用します。ちなみにこの屋根は5寸勾配(26.5度)です。
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最後に粘着層を持つゴムアスフェルトルーフィング(黒色)。通常のルーフィングはタッカー(建築用ホッチキス)で留めつけますが、緩勾配の屋根において万が一仕上げ材より回り込んだ雨水がタッカー針部より浸水し室内に影響を及ぼさないようタッカーを使わず接着するため粘着層を備えたルーフィングを使用します。今回カラマツハウスの下屋屋根は0.5寸勾配(2.8度)なのでゴムアスを使用しております。
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屋根仕上げ材の種類、葺き方、勾配等に応じて防水シートを使い分けます。そして次回の屋根通気工法と屋根板金工事に続きます。
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by TUBAKISATO | 2014-12-13 11:42 | 新築
2014年 12月 07日

構造見学会1日目

昨日は雪の降る中「カラマツハウス」構造見学会1日目が終了しました。4組の方にご来場いただきましたが皆さん完成を楽しみにしてますとおっしゃっていただき励みになりました。

外壁のカラマツ板を部分的に張り始めています。
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内部は断熱材充填の様子が確認できます。当たり前ではありますが断熱材は丁寧に隙間なく柱と柱の間に入れることが重要です。
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住宅棟は寒いですが倉庫棟は断熱材(パーフェクトバリア)を入れストーブを持ち込みカーペットを敷き暖かくしておりますので是非興味のある方はご来場ください。テイクジー中川さんの家具も素敵ですよ。
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by TUBAKISATO | 2014-12-07 08:21 | 新築
2014年 12月 02日

雨水タンク埋め込み

住宅棟と倉庫棟の大工工事とともに外構工事も進めていきます。今回はアプローチに雨水タンクを埋め込みます。

雨水タンクは高価なので弊社では便槽を雨水タンクとして利用します。
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深さ1.2m程掘り砂を敷いてから便槽を据えます。
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そして住宅棟の縦樋と雨水タンクを配管でつなげる準備をします。流入側貫通部の様子。
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雨水タンクは1000Lですのでオーバーフローした雨水は側溝まで配管しておきます。こちらは流出側の様子。
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雨水タンク流入側、流出側貫通部の処理が終わりました。
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埋め戻し完了。コンクリートを打設したら全貌が明らかになります。その際またご紹介させていただきます。
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by TUBAKISATO | 2014-12-02 19:14 | 新築