2014年 12月 29日
カラマツハウスでは板金屋根の葺き方を2種類使用してます。 まず母屋等5寸勾配の屋根は横一文字葺きにて仕上げてあります。一文字葺きとは横方向にハゼ(重ね部)があり水下からハゼにかませつつ葺き上げていく工法です。3寸勾配以下ですとそのハゼ部より浸水する恐れがあります。ちなみに本屋根は5寸勾配です。 唐草の形状はいろいろあるようですが弊社は先端部が丸みを帯びているものを使用しています。 次に下屋部分です。下屋は0.5寸勾配と緩い勾配ですのでタテハゼ葺きにて仕上げてあります。 水上から水下に向かって縦方向にハゼがありハゼが起きているのが特徴で防水材と共にハゼを掴んで浸水しないようにします。 尚緩勾配の屋根では雨水や雪解け水が軒先部唐草を伝わって樋に水が入らなかったり鼻隠しに水が回ったりするなどの弊害が見られるので今回は軒先部を60度曲げ水が切れやすいようにしました。 こちらは雪が積もった際の様子です。軒先部の雪や雪解け水が切れていることが確認できます。 ちなみに市内には軒先部を急勾配にしている家がチラホラ見受けられます。(一茶記念館等)
by TUBAKISATO
| 2014-12-29 13:38
| 新築
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